里見順子さん <居酒屋チェーン『塚田農場』企画本部長>

写真1:里見順子さん

宮崎ってひとつの県で居酒屋が成立する土地なんです

居酒屋を開くにあたって食材探しをしていた時にみやざき地頭鶏に出会いました。あの味は衝撃でしたね。口に入れると濃厚な旨味が広がって。すぐにメニューに加えることに決めました。その後養鶏農家さんに会いに行ったら、みやざき地頭鶏が生まれた環境と背景に魅了されたんです。それから宮崎県内を回っていろんな食材を知ることになりました。今では宮崎料理と焼酎の居酒屋を全国展開させてもらっていますが、これは地元の人たちの協力があるからこそ出来ていることなんです。
宮崎ってひとつの県で居酒屋が成立する土地なんです。魚も肉も野菜も魅力的な食材がなんでも揃っているって、全国津々浦々行きますけどなかなかないんです。宮崎県産だけで数百のメニューが作れて、全国の人たちに受け入れられてるんですからね。すごいことだと思います。それくらいどこを切り取っても素晴らしいところです。
私は今でもよく宮崎の農家さんや漁師さん、焼酎の蔵元とお話をするんですが、その正直でひたむきな姿にはいつも心動かされます。宮崎の人たちがプライドを持って生産する食材はどれも品質が高いので、お客さんにはその味とともにストーリーも伝えられたらなと思っているんですよ。
そして宮崎に惚れ込んじゃった私は、とうとう家を建てることを決めました。これからはその家を拠点に県内を巡ろうと思っているんです。東京と宮崎のデュアルライフが始まります。大好きな場所に住みながら外で仕事ができる環境は、今から楽しみでしょうがありませんね。
プロフィール
居酒屋チェーン『塚田農場』企画本部長。静岡県出身。宮崎料理の専門居酒屋を全国展開し、その商品開発と業態開発を行う。自らも生産現場に足を運び、生産者との関わりが深い。
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