木宮一洋さん <寿司職人>

写真1:木宮一洋さん

土地に根ざした季節の食材があって、すべて質がいいからいつでも極上の味に出会えると思います

僕は食を通して宮崎を県内外にPRしています。その中で感じるのは、宮崎の食材のよさ。本当に素晴らしい食材の宝庫なんです。魚も肉も、果物も野菜もすべて質のいいものがある。こんなところはそうそうないんじゃないでしょうか。どんな季節に来ても、必ず土地に根ざした季節の食材があって、すべて質がいいからいつでも極上の味に出会えると思います。僕はその食材を使って、宮崎だから生まれるような技術を身につけたいと思っています。なぜなら僕は宮崎でずっと続くこの暖簾(のれん)に育てられてきたから。でも僕が宮崎で新しい技術を生み出したとしても、県外ではうまくいかないかもしれません。宮崎の芳醇(ほうじゅん)な風土があるからこそ、その技術は輝きを見せるのでしょうね。
僕は、お客様によろこんでもらいたいという気持ちは誰にも負けないつもりです。でも店の中にいて、ただ待っているだけでは新しい技術も食材のよさも伝わらない。だからこそどんどん外へ出て、発信をしなければならないんです。日本にも、世界にも。そして宮崎で培われたその技術と情熱を、次の世代につなげることも大切。僕だけでなく宮崎全体でクオリティの高い味を提供できるようになれば、自ずとお客様の足は宮崎に向くのですから。そうすることで今もこれからも宮崎に来る人たちや宮崎に住む人たちが食を通して宮崎のよさを感じてもらえると信じています。
僕たちはいつだってみなさんに宮崎へ来てほしいんです。来て感動してほしいと思ってますから。
プロフィール
寿司職人。宮崎市出身。宮崎の山野海に自らおもむき、その旬の食材を自ら選び、寿司をはじめとした和食に反映させている。その新しい技術で県内外の寿司通にも愛される。
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