久場美和さん <子育て支援市民団体事務局長>

写真1:久場美和さん

「子どもはみんなの宝物なんだ」っていう気持ちを民間レベルで示してくれる方が多いです

私は主人と結婚して宮崎にやってきました。その後妊娠したんですけど、最初は知らない土地で産むことに少し不安もあったんです。でもいざ産んでみると、そんな不安はあっという間に消え去りました。
私は小林市で第一子を出産したんですけど、スーパーで買い物をしてると知らない方が袋詰めのお手伝いをしてくれたりするんです。それがすごく新鮮で。これまでそんな経験をしたことなかったんです。困っている人を見ると放っておけない人のよさを感じました。次に住んだ都城市では子育て支援がすごく充実してて。民生委員さんが積極的にサロンを開いていたり、NPOや市民団体もたくさんあってイベントをしていたり、児童館も幼児向けにひろばをしていたり。あと大きい街だけど公園も多くて子育てしやすい環境でした。そして今は高千穂町の岩戸地区に住んでいます。ここは雄大な山々と棚田に囲まれていて、子どもたちにとってものびのびとできているようです。それに地区の人が子どもに「おはよう」「おかえり」って声をかけてくれたり、近所のおじいちゃんが手作りのおもちゃを作ってくれたりしてます。そんな毎日だから、私たち夫婦も安心して子どもを送り出すことができるんです。そして大人もそこからコミュニケーションが生まれています。
きっと宮崎の人は昔から人と人が支え合いながら生きているからなんでしょうね。「子どもはみんなの宝物なんだ」っていう気持ちを民間レベルで示してくれる方が多いです。子どもって家庭だけで育つんじゃなくって、社会の中で育っていくものだから、それが自然にできる宮崎に来てよかったなぁって思います。
プロフィール
子育て支援市民団体事務局長。山形県出身。結婚後宮崎へ移住。自身の出産、育児の経験を基に都城市で子育て支援市民団体を立ち上げる。高千穂町在住。2児の母親。。
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