橋本淳二さん ちひろさん 笑一ちゃん

写真1:橋本淳二さん ちひろさん 笑一ちゃん

町の雰囲気だけでなく、人の懐の深さも知ることができました

写真2:橋本淳二さん ちひろさん 笑一ちゃん
宮崎に住むきっかけになったのは、新婚旅行でした。車で九州を回ってて、たまたま綾町に行ったんですけど、そこは照葉樹林の町と言うだけあって、人と森が共存してたんです。陶芸や木工、染色などの工房が多く、有機農法にも力を入れているこの町に住みたいねと夫婦で話してました。そしてその日、ひょんなことからインロックしちゃって。電話を借りにお店に入ったら、そこのお客さんたちがみんな出てきて、車の鍵を開けてくれたんです。その人たちに家を探していることを伝えると「俺らが世話しちゃる!」って。それで翌日役場の空き家バンクに相談に行って、2週間後にはここに移り住みました。町の雰囲気だけでなく、人の懐の深さも知ることができましたからね。迷いはなかったです。それからは町の皆さんによくしてもらっています。息子の初節句も地区の人が公民館を使って、総出でお祝いしてくれるほどなんですよ。みんなで子供を大切にしてくれることは、県外から来た僕らにとって感謝しかありませんね。
「おいで」と言ってくれるってことは、自分たちが必要とされているってことなんじゃないかと直感的に思ったんです。きっと僕たちが役に立てることがここにはあるんだって。僕らはもともとピエロとして小児病棟を訪問する活動を行っているんですが、宮崎の人の心の大きさと優しさがあるからのびのびと活動をさせてもらえているんですよね。僕らをあたたかく迎えてくれたこの宮崎でみんなが笑顔になってくれることが、少しでも恩返しにつながるといいなと思っています。
プロフィール
クラウン。山口県出身。4年前から宮崎で生活を始める。夫婦と3歳になる息子が“はっしー”“もじゃんぼ”“はっしーSON”の名でピエロに扮し、入院患者とその家族の心をケアする活動を行っている。
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